株価が下がると、ちょっとワクワクする|わが家が「下げ」の日にやっている3つのこと

こんにちは、つむぎです。今日は少し告白から始めます。私、株価が下がった日は、ちょっとワクワクしてしまうんです。「〇〇年ぶりの下げ幅」なんてニュースが流れると、心配より先に「お、安くなってる」と思ってしまう。不謹慎に聞こえるかもしれませんね。でも投資を7年続けてきて、下げの日の受け止め方はすっかりこうなりました。今日は、私が下がった日に何を考えて、何をしているのかを書いてみます。

つむぎ

こんなことを言うと変わり者に見えそうですが、下げのニュースを見ると「セールが来た」くらいの気持ちになるんです。

目次

なぜ「下がるとうれしい」のか

理由はシンプルで、私はまだ「買い続けている側」だからです。

毎月の積立は、値段が下がっている時期ほど同じ金額でたくさん買えます。ずっと買おうと思っていたものが値下げされていたら、うれしいですよね。あの感覚に近いです。買い物なら「安くなってラッキー」と思えるのに、投資だと「大変だ」と感じてしまうのは、ちょっと不思議だなと思うんです。

ただし、これはこれから買い続ける人にとっての話です。もうすぐ使う予定のお金だったり、これから取り崩していく段階の人にとっては、まったく逆の意味になります。同じ下げでも、立っている場所で意味が変わる。そこは分けて考えるようにしています。

でも、いきなりは買いません。まず理由を確かめる

ワクワクするとは言っても、勢いでポチッとはしません。買い足す前に、必ず「なぜ下がったのか」を確認します。

使っているのはニュースアプリとSNSです。専門的な分析サイトを読み込むわけではなく、まずは「何が起きたのか」をざっと掴むところから。SNSは情報が早いのが助かるのですが、そのぶん不安を煽る投稿も一緒に流れてきます。そこは切り分けて受け取るようにしたいところです。

そのうえで、確認しているのはだいたいこのあたりです。

  • 何がきっかけで下がったのか(景気の話か、政策の話か、それ以外か)
  • 市場全体が下がっているのか、特定の会社や業種だけなのか
  • 自分が持っているものに、どう関係する話なのか

正直に言えば、理由が分かったからといってこの先どうなるかまで分かるわけではありません。それでも確認するのは、「よく分からないけど安いから買う」という状態を避けたいからです。自分が何を買おうとしているのかを分かったうえで買う。それだけで、あとから後悔しにくくなる気がしています。

つむぎ

調べても「結局どうなるかは誰にも分からない」に行き着くんですけどね。でも、納得して買うのと、なんとなく買うのは、あとの気持ちが全然ちがうんです。

そのうえで、余力のぶんだけ買い足す

まず、下がったときに買い足すのは「高配当ETF」と「個別株」の2つだけと決めています。今の中心は個別株のほうです。

逆に言うと、投資信託(S&P500やオールカントリー)は買い足しません。あれは毎月の自動積立にすべて任せています。そもそも「いつ買うかを考えなくていいように」仕組み化したものなので、そこに手を入れてしまったら意味がなくなってしまうんですよね。下げの日でも、投資信託はいつもどおり自動で買われていく。それでいいと思っています。

ちなみに高配当ETFのほうは、今の価格だと私にはちょっと買い時に見えないので、しばらく様子を見ています。だから結果として、最近の買い足しは個別株が中心です。もちろんこれは私が勝手にそう判断しているだけで、正解というわけではありません。

そしてもうひとつ大事なのが、買い足すのはあくまで余力の範囲だけということ。生活費にも、生活防衛費にも手をつけません。

というのも、わが家は決して余裕たっぷりというわけではないんです。少し前には生活費が毎月2万円ほど足りなくなって、積立を止めようかと本気で悩んだこともありました(→ S&P500の積立、やめる前に見直した5つのこと)。子どもが3人いれば、想定外の出費はいくらでも出てきます。

だから「下がったから全力で買う」は、わが家では絶対にやりません。買い足せる月もあれば、買い足せない月もある。それでいいと思っています。下げは何度でも来ますから、一度のチャンスを逃したからといって、取り返しがつかないことにはならないんですよね。

それから、下がったからといって必ず戻るとは限りません。買い足したあと、さらに下がることも当然あります。そこは覚悟したうえで、なくなっても暮らしが揺らがない金額にとどめる——それがわが家のルールです。

土台は、あくまで毎月の積立

誤解のないように書いておくと、買い足しは「おまけ」です。わが家の資産形成の土台は、あくまで毎月の自動積立のほうです。

タイミングを当てにいくことが目的になると、たぶん続きません。「もっと下がるかも」と待っているうちに買えなくなる、というのは私も経験済みです(→ ドルコスト平均法が、ずぼらな私に合っていた話)。だから毎月の積立は下げでも上げでも止めずに淡々と続けて、そのうえで余力があるときだけ買い足す。この二段構えにしています。

逆に言えば、買い足しは一度もしなくても大丈夫だということです。積立を続けているだけで、下げの日には自動的に多く買えていますから。私が買い足すのは、単純に「そのほうが楽しいから」という理由が大きいかもしれません。

ワクワクできるのは、守りがあるからです

最後にいちばん伝えたいことを。私が下げを「チャンス」と思えるのは、守りのお金が確保できているからです。

わが家は守りを二段構えにしています。第一の守りが、すぐ動かせる現金。第二の守りが、個人向け国債(変動10年)です。以前、現金だけを見て青ざめたことがあったのですが、二段で数え直したら思っていたよりずっと余裕がありました(→ わが家の生活防衛費の考え方)。

もし守りがない状態で同じ下げに直面していたら、私もきっと怖くなっていたと思います。同じニュースでも、守りがあるかどうかで「チャンス」にも「恐怖」にも変わる。だから順番としては、守りが先です。そこが整うまでは、下げでワクワクしなくてまったく問題ありません。

つむぎ

守りが足りていると分かってから、値動きのニュースがぐっと怖くなくなりました。順番って大事なんだなと思います。

まとめ

株価が下がった日、わが家がやっているのはこの3つです。①ニュースアプリとSNSで、なぜ下がったのかを確認する ②高配当ETFと個別株を、余力の範囲でだけ買い足す ③投資信託の積立は、いつもどおり自動で続ける。

「下がったら買う」と聞くと勇ましく感じるかもしれませんが、実際にやっているのは地味な確認作業と、無理のない金額の買い足しだけです。それに、これができるのは守りのお金があってこそ。もし今、下げのニュースが怖いと感じるなら、それは投資が向いていないのではなく守りがまだ足りていないサインかもしれません。そこを整えるところからで大丈夫です。

つむぎ

ワクワクしなくても大丈夫。まずは守りを固めて、積立を止めないこと。それだけで十分だと思います。

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