家計管理を始めたころ、生活費とは別に「なんとなく貯めておくお金」が口座にまとまっていました。旅行に使うかもしれない、車の買い替えが来るかもしれない、子どもの教育費もそのうち必要になる。用途はいろいろあるのに、全部ひとつの口座に混ざっている状態。
「とりあえず貯金」で乗り切ってきたんですが、使う目的が増えてくると、なんかごちゃっとしてきたな、と感じるようになりました。
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「なんか貯まってるけど、何に使うんだっけ?」という状態が長かったです笑。目的をハッキリさせてから、ようやく管理している感覚が出てきました。
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そもそも「中長期資金」って何?
我が家では、お金を大きく3つに分けて考えています。
①短期資金:毎月の生活費・日々使うお金。1〜2ヶ月分の生活費がここに入ります。
②中期資金:近い将来から数年先にかけて使う予定のお金。旅行・特別費・矯正・車・教育費など。
③長期資金:10〜20年以上先を見据えた積立。NISAの積立投資がここです。
「中期」という言葉がなんとなくふわっとしていますが、要は「今すぐ使わないけど、いつか来る大きな出費のために取っておくお金」のことです。
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老後資金と中長期資金って、何が違うの?と最初は混乱しました。老後は「いつ使うかも、いくら必要かも不確か」で超長期。中長期は「使う時期や用途がある程度見えている」お金、というイメージです。
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我が家が中長期資金に入れているもの
具体的にどんなものを中長期資金として考えているか、我が家の場合を紹介します。
- 旅行費:年1回は家族旅行したい。ほぼ確実に使います
- 特別費:家具家電の買い替え・緊急の出費・お疲れ様会など
- 歯科矯正費:長男・長女はすでに矯正中。第2段階の費用と、次女も受け口の可能性があるため積み立て継続中
- 車購入費:今の車がいつか寿命を迎えたとき用。まだ先の話
- 生活防衛費:私や夫が長期で働けなくなったときのお金。月の最低生活費×6ヶ月分を目安に積み立て中
- 教育費:まとまった金額はすでに国債で運用中。去年からオルカンへの積み立ても別で開始。二本立てで育てています
「使う時期がわかっているもの」と「いつか来るかもしれないもの」が混ざっています。これが中長期資金の特徴でもあります。
置き場所を決める考え方:「使う時期」×「使う確実性」で変える
最初は「中長期資金はひとつの口座にまとめればいいか」と思っていたんですが、実際にやってみると不便でした。旅行費と矯正費が同じ口座に入っていると、どちらにいくらあるかが見えないし、使うタイミングも全然違う。
置き場所を考えるうえで、まず大前提にしているのがこの考え方です。
3〜10年以内に使う予定のものは現金で貯める。それより先になるものは投資で運用する。
使う時期が近いお金を投資に回すと、いざ使いたいときに相場が下がっていて困る、ということが起きます。現金と投資の境界線をここに引くことで、「必要なときに必要なお金が使える」状態を保つようにしています。
そのうえで、「使う時期」と「使う確実性」を軸に置き場所をさらに細かく分けることにしました。
パターン① 近いうちに確実に使う
出し入れしやすい場所に置く。すぐ使えることが重要なので、流動性を優先します。→ dNEOBANK 目的別貯金
パターン② いつか使うが時期未定・ほぼ確実に来る
使うまでの期間が長いので、金利が高いところに置いておきたい。元本は守りたいので預金で。→ あおぞら銀行 The Savings(目的別貯金)
パターン③ いつ必要になるか読めない・でも使うときは急
生活防衛費がこれ。引き出しやすさ最優先で、かつ眠らせるのももったいないので高金利の普通預金に。→ あおぞら銀行 普通預金
パターン④ 使うかどうかも不確か・時期も長い
時間があるなら運用しながら育てる。長期前提で、多少のリスクは取れる。→ 国債・オルカン
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この4パターンに整理してから、「このお金はどこに置けばいい?」という悩みがほぼなくなりました。全部まとめて管理しようとしていた自分が恥ずかしいくらい、スッキリした感覚がありました。
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我が家の実際の置き場所
上の考え方をもとに、我が家では以下のように使い分けています。
| 項目 | 置き場所 | 理由 |
|---|---|---|
| 旅行費 | dNEOBANK 目的別貯金 | ほぼ毎年使う。近い将来確実に使うお金 |
| 特別費 | dNEOBANK 目的別貯金 | 家具家電・緊急出費・お疲れ様会など。出し入れしやすさが大事 |
| 歯科矯正費 | あおぞら銀行 The Savings | すでに進行中。第2段階と次女分も見越して積み立て継続中 |
| 車購入費 | あおぞら銀行 The Savings | 購入時期は未定。目的別に分けて積み立て |
| 生活防衛費 | あおぞら銀行 普通預金 | 万が一すぐ引き出せる状態で。高金利も活かす |
| 教育費 | 国債+オルカン(二本立て) | まとまった分は国債で。去年からオルカンへの積み立ても並行中 |
dNEOBANKの目的別貯金は、1つの口座の中に「旅行」「特別費」などの名前をつけて分けて管理できるのが便利です。引き出しもしやすいので、近いうちに使う予定のお金に向いています。
あおぞら銀行は2つの使い方をしています。矯正費と車購入費はThe Savings(目的別貯金)へ。項目ごとに分けて管理できて、普通預金より少し金利が高いのが特徴です。生活防衛費は普通預金に置いています。こちらも金利が高く、かつ万が一のときにすぐ引き出せる状態にしておきたかったのでこの形に落ち着きました。
教育費は二本立てにしています。以前からまとまった金額を個人向け国債で運用中。去年からは別枠でオルカン(eMAXIS Slim全世界株式)への積み立ても開始しました。国債で元本を守りつつ、オルカンで長期の成長も取りに行くイメージです。
まとめ:「なんとなく貯金」から「目的別管理」へ
中長期資金の置き場所は、「使う時期」と「使う確実性」で考えると整理しやすくなります。
大事なのは完璧な置き場所を見つけることより、「自分が管理しやすい仕組みを作ること」だと思っています。口座が多すぎると管理しきれないし、少なすぎると目的が見えにくい。自分と家族のペースに合った分け方で、まず「整理されている感覚」を手に入れることが最初の一歩かなと。
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もし今「なんとなく貯金」状態なら、まず使う目的を書き出すだけでもだいぶ変わります。私も最初はそこからでした。一緒に少しずつ整理していきましょう!
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▼ ボーナスの使い道についても別記事で書いています。中長期資金に振り分けるときの判断基準なども紹介しています