【多子世帯の大学無償化】子ども3人でも末っ子は対象外かも?3児ママがわが家で試算してみた

つむぎ

こんにちは、つむぎです!最近ママ友によく言われるんです。「子ども3人いたら、大学タダになるんでしょ?いいなぁ」って。

これ、半分ホントで、半分誤解です。わが家は子どもが3人。「うちは本当に恩恵を受けられるのか?」が気になって、制度をしっかり調べて、わが家のケースに当てはめてみました。結論から言うと、ありがたい制度だけど、頼りきりは危険。その理由を、3児の母のリアル目線でまとめます。

※この記事は2026年7月時点の制度をもとに書いています。最新情報は必ず文部科学省の特設サイトでご確認ください。


目次

多子世帯の大学無償化って、どんな制度?

2025年度から始まった制度で、正式には「高等教育の修学支援新制度」の多子世帯支援です。ポイントはこの3つ。

  • 子ども3人以上を同時に扶養している間、大学等の授業料・入学金が減免される
  • 所得制限なし(ここが画期的!)
  • 対象は大学・短大・高専(4・5年生)・専門学校(文科省の対象機関リストに載っている学校)

支援してもらえる金額

国公立私立
授業料(年額上限)約54万円約70万円
入学金(上限)約28万円約26万円
4年間の総額目安約244万円約306万円

1人あたり約244〜306万円。これは正直、かなり大きいです。ただし注意点がふたつ。現金がもらえるのではなく、学校に払う授業料が減額される「減免方式」であること。そして、成績などの学業要件があること(高校3年生で申し込む「予約採用」は評定平均3.5以上などの基準があります。この予約採用は2026年度から使えるようになりました)。

最大の落とし穴は「3人同時に扶養」という条件

ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。この制度、「子どもが3人いる家庭」が対象なのではなく、「子ども3人以上を同時に扶養している間だけ」対象なんです。

たとえば第1子が就職して扶養から外れると、扶養している子どもは2人になります。その瞬間、在学中の第2子も対象外。つまりこの制度、末っ子ほど恩恵を受けにくい設計になっています。

つむぎ

「3人いれば大学タダ」じゃなくて「3人扶養している間だけ」。ここ、本当に誤解が多いポイントなんです。

細かい条件も整理しておきます。

  • 第1子が大学院に進学するなど、扶養が続いていればカウントは継続されます
  • 大学生年代(19〜22歳)の子のアルバイト年収は、給与収入で160万円以下ならカウントOK(2026年10月の判定分から。それまでは103万円、19歳未満・23歳以上の子は123万円以下)
  • バイトを頑張りすぎて扶養から外れると、きょうだいの減免まで消えることがあるので要注意!

わが家の3人に当てはめてみた(シミュレーション)

わが家の子どもは2016年・2018年・2022年生まれの3人。現役で4年制大学に進んで、卒業後すぐ就職すると仮定して、年表にしてみました。

子ども3人の大学進学タイミングと無償化の対象・対象外を示した年表。第1子はフル対象見込み、第2子は途中で対象外の可能性、第3子は対象外の公算大
  • 第1子(2034年入学見込み):在学中は下の2人がずっと扶養内。4年間フルで対象になりそう◎
  • 第2子(2036年入学見込み):第1子が在学中の前半2年は対象。でも第1子が就職したら、後半は途中打ち切りの可能性△
  • 第3子(2040年入学見込み):上の2人が自立していれば扶養は1人だけ。対象外の公算大✕
つむぎ

上の子2人の教育費が終わって、親の年齢的にも一番余裕がなくなるのが末っ子の大学時代。なのに、そのときには使えないかもしれない。調べていて、ちょっと皮肉だなぁと思ってしまいました。

それでも「頼りきり」は危険だと思う3つの理由

① カバーされるのは授業料と入学金だけ

一人暮らしの仕送り、施設設備費、私立理系で上限を超える分の授業料などは、ぜんぶ自己負担です。「無償化」という言葉のイメージより、実際の守備範囲はずっと狭いんです。

② わが家の場合、フルで使えそうなのは第1子だけ

シミュレーションのとおり、3人とも同じように恩恵を受けられるわけではありません。「3人分の教育費が浮く」前提で計画を立てると、後半で大きく狂います。

③ 第1子の入学まで、まだ8年ある

8年あれば、制度が変わる可能性は普通にあります。良い方向に変わるかもしれないし、要件が厳しくなるかもしれない。8年後の制度を当てにした資金計画は、さすがに怖いなと思っています。

わが家の結論:積立は続けて、無償化は「使えたらラッキーなボーナス」

というわけで、わが家の方針はこうなりました。

  • 教育資金の準備は、制度をアテにせずこれまでどおり続ける
  • 使える子のときは、ありがたくフル活用させてもらう
  • 制度のおかげで浮いたお金が出たら、配当収入づくりなど次の目標に回す

教育費まわりでは、子どもに保険は必要?を種類別に整理した記事も書いています。よかったらあわせてどうぞ。

つむぎ

制度は「もらえたらラッキーなボーナス」くらいの距離感でつきあって、自分たちの積立は淡々と続ける。それがわが家のちょうどいいバランスです。一緒にコツコツいきましょうね!

※繰り返しになりますが、この記事は2026年7月時点の制度に基づいています。進学の時期が近づいたら、必ず文部科学省の特設サイトや学校の窓口で最新情報を確認してくださいね。

🌱 最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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