先日、わが家の家庭菜園で育てていたピーマンと甘とうがらしが、収穫の時期を迎えました。朝から子どもたちが張りきって収穫してくれて、私もうれしい気持ちに。
実はこの小さな菜園、わが家にとっては“お金と暮らしの学びの場”でもあります。今回は、家庭菜園を子どもと一緒にやってみて感じた5つのメリットを、わが家の実例とあわせてご紹介します。
つむぎむずかしいことは何もしていません。「育てて、収穫して、おうちで買い取る」だけ。それでも、子どもたちはたくさんのことを学んでくれています。
メリット①|“自分の担当”を持つと責任感が芽生える
わが家の菜園は、それぞれの野菜に「担当」が決まっています。
- 長男:トマト
- 長女:きゅうり・ピーマン
- 次女:甘とうがらし
毎朝の水やりや、ちょっとした観察も子どもたちの仕事。「自分の野菜」という意識があるからか、言われなくても水やりに行く日も増えてきました。日々の習慣の中で、自然に「育てること」「世話を続けること」を経験してくれています。





次女担当の甘とう美人。毎朝せっせとお水をあげてくれています🍃





長女が育ててくれているピーマン。つやつやに実って感動です✨
メリット②|野菜を“売る”体験で、お金の入口を知る
わが家では、収穫した野菜は「おうちが買い取る」ことにしています。この日はピーマンが2個、甘とうがらしが5本収穫できました。


値段はこんなふうに決めています。
- ピーマン:1個あたり25円
- 甘とうがらし:1本あたり10円
と決めて、子どもたちにそれぞれ“支払い”をしました(もちろん食費から)。ちょっとした金額ではありますが、「育てた野菜を売る → お金を受け取る」という一連の流れを体験することで、働くことやお金の価値を、自然に学んでくれたらいいなと思っています。
メリット③|稼いだお金の“使い道”を自分で考える
受け取ったお金をどうするかは、子ども自身に任せています。今回の収穫では、長女は「貯金する」と言い、次女は「お菓子を買う!」と、うれしそうに話していました。
同じ金額でも、貯める子・使う子と、選び方はそれぞれ。「正解」を押しつけず、自分で考えて決める経験を積んでほしいと思っています。こうして手にした“自分のお金”は、ふだんのお小遣いとはまた違う実感があるみたいです。
メリット④|交渉や“働き方”を考えるきっかけになる
この日は、ちょっと面白いやりとりもありました。最近、次女が毎朝、長男の担当であるトマトにも水をあげていることに気づいた私は、長男にこう提案してみたんです。
「次女ちゃんがトマトにも水をあげてくれているみたいだから、いっそのこと任せて、収穫できたときは10%でも次女ちゃんにお給料をあげてみるのはどう?」
いわば、長男がオーナーで、次女が“水やり担当”として働くスタイル。ちょっとした社会体験になるのでは?と思ったのですが、長男の答えはあっさり「NO」。
「それなら自分で水やりする。お金も全部自分で稼ぐ!」とのこと(笑)



子どもながらに、“働き方”や“報酬”の考え方がそれぞれにあるのが面白くて。メリット・デメリットを一緒に話しながら、いい時間になりました。
メリット⑤|家族の会話とコミュニケーションが増える
「今日はいくつ採れた?」「次はどれが収穫できそう?」——菜園があると、自然と家族の会話が増えます。お金や働き方の話も、こうした日常のやりとりの中だと、子どもたちもすっと受け取ってくれる気がします。机に向かって教えるより、よっぽど身につくなと感じています。
お金の学びに、どうつながったか
家庭菜園を通じて、わが家の子どもたちは、こんなことを少しずつ経験してくれています。
- 収穫の喜び
- 労働の対価としてのお金
- 家族とのコミュニケーションや交渉
スーパーで「買えばすぐ手に入る」野菜も、種から育てると時間も手間もかかる。だからこそ「お金を払って買う」ことのありがたみや、「自分で生み出す」ことの大変さと達成感を、肌で感じてくれているように思います。お金の感覚は、こうした暮らしの中の小さな体験から育っていくのかもしれません。
まとめ
家庭菜園は、野菜が採れるだけでなく、責任感・お金・交渉・家族の会話まで、いろいろな学びが詰まった“小さな教室”でした。特別な準備はいりません。プランターひとつからでも、十分に始められます。
次は、長男のトマトがいよいよ収穫を迎えそう。どんな会話が生まれるのか、今からとても楽しみです。



「日々の暮らし」の中にこそ、子どもたちに伝えたいことがたくさん詰まっているなと感じた休日でした。
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