こんにちは、つむぎです。「家って、借りるのと買うの、どっちがいいの?」——これって、家族のお金を考えるうえで永遠のテーマですよね。我が家もずっとモヤモヤしてきたところでした。最近読んだ『JUST KEEP BUYING(ジャスト・キープ・バイング)』というお金の本でもこのテーマが出てきたので、せっかくなら、わが家でも改めてちゃんと考えてみることにしました。
つむぎ読み始める前は「どっちが得か」ばかりで考えていたんです。でも読み進めるうちに、“どっちが正解”じゃなくて、“わが家にとってどうか”なんだなと気づきました。
賃貸のいいところ・大変なところ
まずは、今の私たちが選んでいる「賃貸」から。いちばんありがたいのは、なんといっても身軽さです。家族が増えたり、子どもの進学で暮らし方が変わったり——そのたびに「もう少し広い部屋へ」「駅の近くへ」と動けるのは、子育て真っ最中の我が家にはとても助かるところ。設備が壊れても大家さんにお願いできる気楽さもありますし、ご近所トラブルがあっても最悪は引っ越せる、という心の余裕も意外と大きいんですよね。
一方で大変だなと感じるのは、何年払い続けても自分の資産にはならないこと。「ずっと家賃を払い続けるのって、どうなんだろう」と思う瞬間は、正直あります。歳を重ねたあとも変わらず借り続けられるかな、という小さな不安もゼロではありません。ちなみに今の我が家は5人で2LDK暮らし。手狭なはずなのに、これはこれで案外快適だったりします。
それから、実はわが家には家賃の値上げ通知が届いたこともあります。そのときは大家さんと交渉して、据え置きにしてもらえました(顛末はこちらの記事に)。「賃貸は言われるがまま」ではない、というのも住んでみて学んだことのひとつです。
持ち家のいいところ・大変なところ
反対に持ち家のいいところは、やっぱり「自分のもの」という安心感だと思います。ローンを払い終えれば毎月の住居費がぐっと軽くなりますし、間取りや設備を自分好みにできる自由さもあります。資産として家族に残せるのも、大きな魅力ですよね。子どもにとって「実家」と呼べる場所ができる、というのも、持ち家ならではの良さだなと感じます。
ただ、その分だけ気軽には動けません。住宅ローンという長いお付き合いを抱えることになりますし、固定資産税や修繕費といった「買ったあとも続く費用」もあります。「ご近所付き合いも含めて、ここに長く根を張る」——そんな覚悟がいるんだな、とも感じました。身軽さと安心感、どちらを取るかは本当に人それぞれですね。
| 賃貸 | 持ち家 | |
|---|---|---|
| 身軽さ | ◎ 暮らしに合わせて動ける | △ 簡単には動けない |
| 毎月の支払い | 家賃(ずっと続く) | ローン(完済後は軽くなる) |
| あとに残るもの | なし | 家という資産 |
| 維持の手間・費用 | ほぼ大家さん任せ | 固定資産税・修繕は自分持ち |
| 心の安心感 | 「いつでも動ける」安心 | 「自分の場所がある」安心 |
本を読んで「なるほど」と思った視点
『JUST KEEP BUYING』を読んで印象に残ったのは、「家を買うかどうか」そのものよりも、「いつ・どんな条件がそろったら買い時なのか」という見方でした。長くその場所に住む予定があるか、家計に無理のない範囲かどうか——そういう“自分たちの状況”とセットで考えるものなんだな、と。「みんなが買うから」「もったいないから」で決めるものではないんですよね。当たり前のようでいて、私にはハッとさせられた視点でした。
著者は、「買うこと」を考えていいタイミングの目安も挙げています。
- その場所に10年以上住むつもりがあるか
- 仕事や家族など、暮らしの土台が安定しているか
- 頭金や返済額が家計に無理のない範囲か



最初の質問が「何年住むか」というのが、目からウロコでした。損か得かの計算より先に、まず暮らしの計画。順番が逆だったんですね。
この本、住まいの話以外にも「貯める・増やす」のヒントが詰まっていて、別の記事で感想をまとめています。よかったらそちらもどうぞ。
で、わが家はどうした?
さんざん考えて、今のわが家が出した結論は「もうしばらくは賃貸でいく」でした。理由はシンプルで、子どもたちがまだ小さく、これから何度か暮らしが変わりそうだから。今の生活に合わせて身軽に動けることを、私たちは今いちばん大事にしたいと思ったんです。もちろん「ずっと賃貸」と決めたわけではなくて、暮らしが落ち着いて「ここに根を張りたい」と思える場所に出会えたら、そのとき改めて考えよう、という温度感です。(わが家が賃貸を選んだ理由はこちらの記事にも詳しく書いています)



正解は人それぞれ。わが家は「損か得か」より「今の暮らしに合うか」を軸に決めました。考えるほど、自分たちが何を大事にしたいのかがはっきりしてきた気がします。
まとめ
持ち家か賃貸か。調べれば調べるほど「どちらにも良さと大変さがある」とわかって、結局のところ唯一の正解はないんだな、と思いました。大事なのは、世間のものさしではなく「自分たちの暮らしと家計に合うか」。我が家の答えも、数年後には変わっているかもしれません。でも、それでいいんだと思っています。暮らしも家計も、その時々で“ちょうどいい”を選び直していけばいい——そう思えるようになっただけでも、この本を読んだ甲斐がありました。みなさんも、ご家族でゆるっと話し合うきっかけになればうれしいです。我が家のお金との向き合い方の原点はこちらの記事に書いているので、よければあわせてどうぞ。








