教育費だけじゃない!?子どもに掛かっているまさかのお金

子どもが生まれると、子どもをしっかり育てていくことはもちろんですが、「子どもが独り立ちするまでにどれくらいお金がかかるんだろう?」そういったことも気になってきますよね。今回は我が家が子育てをしていくうえで「想定外だった」出費の話をしたいと思います。

最初はミルク代やおむつ代くらいの想定だったんですけど、まさか歯科矯正でここまでとは…!本当に「育ててみないとわからないこと」だらけです。


きっかけは、長女の3歳児検診でした

きっかけは長女(現在小1)の3歳児検診でした。それまでは特に指摘されることもなく、「健康体そのもの」で生活してきた長女。歯科検診の際、初めて先生から指摘されました。

「受け口になってるね。」

私は一瞬ぽかんとしてしまい、「受け口」という言葉自体あまり聞いたことがなかったので、耳に入ってから頭に届くまで少々時間がかかったほどでした(笑)。

えっ、受け口!? それって治療が必要なものなの!?と、診察室で軽くパニックでした。育児って突然の「初耳ワード」との出会いが多いですね。

確かに幼いころから「イーッ」としたときに顎の方が前に出ていたり、普段から油断したら顎が前に出ていたりしていたので、注意はしていたのですが、まさかそれが指摘内容になるとは(!)と驚いたことを覚えています。

3歳児検診の歯医者さんからは、「しかるべき病院で診てもらうように」とのことだったので、取り急ぎ長女のかかりつけの歯医者に診てもらうことにしました。ちなみに、我が家の子どもたちは2歳のときから歯医者に定期的に通っています。

さっそく歯医者で診てもらい、今回は「歯科矯正」を検討したほうがいいということで、歯科矯正専門の先生がいらっしゃる日時に予約をして、詳しく見てもらうことに。

通常は成長と共に治っていくことが多いとのことだったのですが、長女の場合レントゲンを撮ってみるとまあまあわかるレベルには前にでていました(笑)。そのほかにも、全然気にしていなかった歯並び(ぎゅうぎゅうに詰まっている)や、眠っている大人の歯の位置があまりいい位置ではないなど…いろいろと発覚。

主に6~12歳ごろの子供が対象の歯科矯正。3歳で歯科矯正を始めるのは早いのでは?という意見もありますが、こういうのは早い方がしっかり歯並び・かみ合わせを整えることができると先生からの意見もあり、長女は3歳から始めました。

長女の場合は比較的しっかりしており、歯の型をとるときもあまり嫌がらなかったので、先生と一緒に「続けていける」と判断しました。

「歯科矯正とは、歯だけでなく顎の大きさやバランス、舌の癖、口呼吸なども矯正の対象となります。」


矯正っていつから?2段階の治療ステップ

私自身「矯正=中学生以降」と思っていたので、未就学児の治療には本当に驚きました!

矯正の開始時期は2段階に分かれるそうです。

第一期(6~12歳)
顎の成長をコントロールし、永久歯がきれいに並ぶ土台を作る。

第二期(12歳以降)
ワイヤーやマウスピースで歯並びを本格的に整える。

1期治療だけで済むこともあれば、2期治療が必要な場合もあります。1期で治療が済んでも、思春期に差し掛かるくらいでまた骨が成長して治療対象になることもあるそうです。


かかった費用をリアルに公開

さて、いよいよ長女の矯正生活スタートです!具体的にかかった費用をお話しします。

  • 最初の相談:33,000円
  • マウスピース作成:220,000円
  • 通院1回(1か月ごと→3か月ごとに)×5,500円ずつ

最初の一年に歯科矯正でかかった費用は 280,500円 でした。

家計簿にしっかり記録しているのに、改めて数字で見るとドキッとしますね…。教育費以外にもこんな大きな出費があるなんて、事前に知っていたかった!


まさかの長男まで!?鎖骨骨折がきっかけに

ようやく長女の矯正が落ち着いてきたころ、また我が家に衝撃が走ります。

「鎖骨の骨折で、受け口に!?」

長男(現在小3)が年長のころ、鎖骨を骨折。我が家の長男は活発な方ではなく、すこし臆病なところがあります。当時も骨折したショックと痛みで、動くたびに泣いて手の付けられない状態。病院の先生も無理やり動かすことはせず、結果として首が変な方向に固まり、まさかの受け口に…。

あの時は本当に大変で…。でも「病気やケガって、予定外の出費を生むんだな」と、頭だけでなくお財布にもズドンと響いた出来事でした。

長男の首も受け口も1年経っても治らず、結局長男も2024年から歯科矯正を始めることに。これまでに歯医者で指摘されたことは一度もなかっただけに、骨折の影響の大きさに驚きました。


現在の状況と今後の見通し

なんやかんやで、長女は2022年~、長男は2024年~歯科矯正をはじめ、2025年6月時点で2人合わせて595,000円

次女も受け口の片鱗が見え隠れしているので、3歳児検診が少し怖いです(笑)。

小学生組が今受けているのが「第一期治療」なので、「第二期治療」に移るときはまたお金がかかります。長女に関しては手術が必要になるかもともいわれています。

大体1人100万円をめやすに、月1万円の「歯科矯正費用」として積み立てしています。未来の出費に備えて、コツコツ準備がいちばんの安心材料ですね。


医療費控除も忘れずに!

ちなみに、治療目的であれば医療費控除の対象になることもあります。我が家はマウスピースを作成した年はそれぞれ確定申告で申請をしました。(私の産休と重なったため還付額はわずかでしたが…)

この辺りは、また別の記事で詳しくまとめたいと思います。

控除額はそこまで大きくなかったですが、申請しないともったいない! 少しでも戻ってくるなら、毎年忘れずにチェックしておきたいですね。

おわりに

「子どもにかかるお金」といえば、まずは教育費をイメージしますよね。でも、実際に子育てをしていると、まさかの医療費や矯正費用がかかることも。

これから出産・育児を迎える方、今まさに子育て中の方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

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