地震が続いて気づいた、わが家の備えの穴|職場で揺れた日と、お金の備えで見直したこと

つむぎ

こんにちは、つむぎです。今回はいつもと少し違う、生々しい話を書きます。先日、大きな地震にあいました。

正直に言うと、私はこれまで地震を「自分ごと」だと思っていませんでした。ニュースで見ても、どこか遠い出来事のような気がしていて。でも今、わが家のあたりでは揺れが続いていて、地震アプリの通知が鳴るたびに心臓が縮む毎日です。

この経験で気づいた「備えておいてよかったこと」と「まったくできていなかったこと」を、FP2級ママの視点も交えて正直にまとめます。


目次

大きく揺れたその日、私は職場にいました

揺れたとき、私は職場にいました。自宅までは電車で1時間ほどの距離です。そして電車は止まりました。

さらに間の悪いことに、その日は夫が出張で不在。家には子ども3人だけです。頭の中は「早く帰らなきゃ」でいっぱいでした。結局、職場の方が車で送ってくださって、なんとか帰宅できました。本当にありがたかったです。

つむぎ

あのとき痛感したのは、「働いている場所と、子どもがいる場所は違う」ということ。共働き家庭にとって、これは大きな前提なんですよね。電車が止まった瞬間、その距離が急に現実の壁になりました。

いちばん不安だったのは「子どもたちをどう守るか」

家に着いてからも、揺れは何度かありました。ニュースと地震アプリの音が鳴るたびに気持ちが落ち着かず、子どもたちと身を寄せ合って耐えた夜でした。

そのとき頭にあったのは、お金のことでも家財のことでもなく、ただ「この子たちをどう守るか」の一点でした。それで、その日のうちにこれだけはやりました。

  • 避難所の場所を確認した(今まで一度も見ていませんでした…)
  • 家にいるときに揺れたらどうするかを、子どもたちと話し合った
  • 上に物がない部屋で過ごすようにした(倒れてくるものがない場所へ移動)

どれも本当は「揺れる前」にやっておくべきことばかり。でも、やらないよりずっとよかったと思っています。子どもたちも、話し合ったことで少し落ち着いた顔になりました。

備えてあってよかった「お金まわり」2つ

① 水のストック

わが家はもともと、飲料水をケースで買って常備しています。防災のためというより「重いから運ぶ回数を減らしたい」という理由だったのですが、今回それが結果的に備えになっていました。使ったら買い足す、いわゆるローリングストックですね。

② 家に置いてある現金

普段の買い物はほぼキャッシュレスのわが家ですが、家にはある程度の現金を置いています。今回は停電も断水もしなかったので出番はありませんでしたが、停電するとキャッシュレス決済もATMも使えなくなると言われています。「現金は時代遅れ」ではなく、災害時の最後の切り札として少し持っておく。これは続けようと思いました。

つむぎ

現金の備えは、生活防衛費の考え方と地続きなんですよね。「すぐ動かせるお金を、すぐ使える形で持っておく」。銀行に預けてあっても、停電したら引き出せないかもしれない——今回それがリアルに想像できました。

できていなかったこと①:地震保険、うちは入っていません

FP2級として正直に書きます。わが家は地震保険に入っていません。

ここで、意外と知られていない大事なポイントを2つ。

  • 火災保険だけでは、地震による被害は補償されません(地震・噴火・津波が原因の損害は対象外)
  • 地震保険は単独では入れず、火災保険とセットでしか契約できません

つまり「火災保険に入ってるから大丈夫」と思っていると、地震のときは何も出ない可能性があるということ。先日書いた火災保険の記事でも触れましたが、保険は「入っているかどうか」より「何に入っているか」なんですよね。

そのうえで、わが家が入っていない理由も書いておきます。賃貸なので対象は家財のみで、建物は大家さんの保険の範囲。家財を買い直す必要が出たとしても、その分は貯えでまかなえる範囲だと判断しているからです。保険料を払う代わりに自分の貯蓄で備える、いわゆる「自家保険」の考え方ですね。

つむぎ

ただ、これは「知ったうえで入らない」「知らないまま入っていない」のどちらなのかが大事だと思っています。私も今回あらためて自分の契約を確認しました。みなさんもぜひ一度、証券をのぞいてみてください。

できていなかったこと②:防災セットがない

水と現金はあったけれど、いわゆる防災セットは持っていませんでした。今回はライフラインが止まらなかったので大きくは困りませんでしたが、それは運がよかっただけ。停電していたら、断水していたら——と考えると、ぞっとします。

自然災害は、こちらの準備が整うのを待ってくれません。5人家族分となると金額もそれなりになりますが、これは「使わずに終わればラッキー」な支出。近いうちにきちんと揃えて、また記事にしようと思います。

まとめ:備えは「モノ・お金・話し合い」の3つ

  • モノ:水のストックは役に立った。防災セットはこれから
  • お金:家に現金を少し。停電するとキャッシュレスは使えない
  • 保険:火災保険だけでは地震は対象外。地震保険はセット契約と知っておく
  • 話し合い:避難所の場所と「揺れたらどうするか」を家族で決めておく。お金がかからないのに、いちばん効く備え

そして共働き家庭なら、もうひとつ。「親が家にいないときに揺れたらどうするか」を決めておくこと。電車が止まった1時間の道のりで、私がいちばん強く思ったことです。

つむぎ

「うちの地域は大丈夫」という思い込みが、いちばん危なかったなと反省しています。まだ揺れは続いていて落ち着かない日々ですが、できることからひとつずつ。同じように不安な夜を過ごしている方に、少しでも届きますように。

※保険の補償内容は商品・契約によって異なります。ご自身の契約内容は必ず保険会社や証券でご確認ください。

🌱 最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

つむぎは、家計管理や子育てに役立つ無料アプリも手作りしています。登録不要・すべて無料で使えるので、よかったらのぞいてみてくださいね。

📱 無料アプリ一覧を見る

目次