万が一に備える「死亡保障」、みなさんはどんな保険を選んでいますか?
我が家では、夫に収入保障保険をかけています。保険といえば終身保険のほうがメジャーな印象がありますが、我が家はあえて「収入保障保険」を選びました。
今回は、そんな収入保障保険のメリット・デメリット、終身保険との違い、そして私たちがこの保険を選んだ理由をお話ししたいと思います。

保険って種類が多くて、正直よくわからないまま入ってしまいがちですよね…。でも、内容をちゃんと知ると「自分の家庭に合ってるか?」がわかってきて、ちょっと楽しくなります!
我が家の保険加入状況
まずは、現在の我が家の保険の加入状況について簡単にご紹介します。
- 夫:収入保障保険、医療保険
- 私(妻):医療保険、がん保険、変額個人年金保険
- 子どもたち:PTA連合会の保険(学校を通じて加入)
こうして見ると、「必要最低限の保障」を意識したラインナップです。
保険にお金をかけすぎず、浮いた分を貯蓄や投資にまわすのが、我が家の基本方針です。
収入保障保険にした理由
夫の死亡保障をどうするか?を考えたとき、いくつか選択肢がありました。その中でも「収入保障保険」を選んだ理由は、シンプルにいえば保険料の安さです。
終身保険のような「解約返戻金」はありませんが、そのぶん保険料を抑えることができるのが収入保障保険の特徴。夫が加入している収入保障保険は年払いで約23,000円、月額にすると約1,900円です。
「万が一」が起きる可能性は低くても、万が一が起きたら家計に影響が大きい。そのリスクに最低限のコストで備えるという意味で、我が家には合っていると感じています。
収入保障保険 vs 終身保険|それぞれの特徴と違い
ここで、よく比較される「収入保障保険」と「終身保険」について、簡単にメリット・デメリットを整理してみます。
◾️収入保障保険のメリット
- 必要保障額が時間とともに減るため、保険料が安い
- 月額で給付されるので、生活費を補うのに向いている
- 子どもの成長やローン返済にあわせて、保障が減っていくためムダが少ない
◾️収入保障保険のデメリット
- 一括受取ができない(または一括だと総額が減る)商品もある
- 定期型のため、契約期間が終わると保障も終了する(=老後の死亡保障には不向き)
- インフレに弱い(将来の保険金の実質価値が目減りする可能性あり)
◾️終身保険のメリット
- 一生涯の死亡保障が続くため、いつ亡くなっても保険金が支払われる
- 解約返戻金がある(貯蓄代わりになることも)
- 相続税対策として活用できる(法定相続人×500万円の非課税枠あり)
◾️終身保険のデメリット
- 保険料がかなり高い
- 中途解約では元本割れの可能性もある
- 子育て世代に必要な「高額保障」を得ようとすると、かなり割高に…



「終身保険の方が安心」っていう気持ち、私もすごくわかります。でも、わが家の場合は“保障を必要な期間だけ持つ”という考え方が合っていました。安くてシンプル、というのが魅力でした!
共働き家庭には収入保障保険がちょうどいい
我が家は共働きで、もし夫に万が一のことがあっても、私は働き続ける予定です(もちろん子どもの年齢や状況にもよりますが…)。
そのため、家計全体としては遺族年金+収入保障保険があれば、最低限の生活は何とかなる、という想定で設計しました。
一括でドンと大きな金額をもらうよりも、毎月一定額が給付されるほうが、生活費の補填として使いやすいのも魅力です。
また、子どもたちが独立し、教育費のピークが過ぎたら、保障額が不要になるので解約も視野に入れています。
おわりに|保険は「入って終わり」ではなく、定期的な見直しを
保険は一度入ってしまうと「安心したまま放置…」になりがちですが、ライフステージや資産状況の変化に応じて、定期的に見直すことが大切です。
我が家もこれから子どもが成長していく中で、必要な保障の量が変わっていくと思います。収入保障保険はその変化にも対応しやすく、ムダが少ないのが嬉しいポイント。
もし今、「万が一の死亡保障、どうしよう?」と考えている方の参考になれば嬉しいです。



保険って、「将来の安心のため」だけど、そのために“今”が苦しくなっちゃったら本末転倒ですよね。わが家も試行錯誤しながら、「保険に頼りすぎない仕組み」を少しずつ作っています。
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