「生活防衛費」って聞くと、いくら必要か悩んだことはありませんか?
一般的には「生活費の6〜12か月分」と言われていますが、わが家の考え方は少し違います。
この記事では、わが家が生活防衛費を50万円に設定している理由と背景をお話ししていきます。
我が家の生活防衛費は、あえて「少なめ」にしています
先月の資産割合をご覧いただいた方はすでにご存じかもしれませんが、我が家の資産の約7割は投資です。そして、現金が約12%、残りの17%が生命保険(解約返戻金を含む)という構成になっています。※変額個人年金の返戻金は「保険」枠に分類しています。
👇6月の資産割合はこちらの画像にまとめています。

一般的にいわれる生活防衛費の目安は…
多くの書籍や専門家の方が、「生活防衛費は6ヶ月~12ヶ月分の生活費が目安」と言っていますよね。
ただ、我が家は50万円だけを生活防衛費として確保しています。
「それって少なすぎでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
我が家が考える「生活防衛費」の使い道
そもそも、「生活防衛費」って何に使うお金でしょうか?
私の考えでは、主にこんな場面が想定されると思っています:
- 急な病気やケガで入院したとき
- 仕事を辞めたくなったとき
- 一時的な収入減が発生したとき
ですが、我が家には以下のような理由があります。
- 共働きのため、どちらかの収入が止まってもすぐに困らない
- 目的別貯金をしているため、いざという時の現金も確保できている
このような状況をふまえて、現時点では50万円で十分だと判断しています。
過去に生活防衛費の積立を試みたものの…
実は私も過去に「生活防衛費を積立しよう!」と何度かチャレンジしました。
でも、そのたびに思ったのが…

「このお金、何のために置いておくんだっけ?」
現金のまま置いておくのがもったいなく感じてしまい、結果としてまた投資にまわしてしまうんですよね(笑)
複利の力って、やっぱり魅力的です!
知識を武器に、柔軟に対応していきたい
もちろん、リスクがまったくないとは思っていません。
何かあった時、「生活防衛費が少なくて困った…!」という場面も、もしかしたらあるかもしれません。
でも私は、それを知識と行動力で乗り越えられるように備えていくことの方が重要だと思っています。
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👉目的別貯金のしくみと口座の使い分けについて


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まとめ:我が家の結論
- 生活防衛費は現在50万円
- 「いざという時」に備えるお金だけど、各家庭の定義でOK
- 共働き・目的別貯金があるので、我が家は現時点でこの金額
- 投資とのバランスも重要
- 不安よりも「備える知識」を大切にしたい
もしものためにたっぷり現金を持っておく」ことは、もちろん安心感があります。でも、家計の状況や考え方によって、その“安心のカタチ”は人それぞれだと思っています。
我が家のように、少額でも柔軟に備えるスタイルがあることが、誰かの参考になればうれしいです🌿



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