目的別貯金って効果ある?わが家の“使い分け術”を紹介!

わが家では、目的のあるお金は目的別に分けて管理しています。
「なんとなく貯金する」ではなく、“このお金は何に使うか”を決めておくと、気持ちの面でも管理の面でもとてもラクになります。


目次

よく使うお金は「住信SBI銀行」で管理

まずは、日常的に使う機会がある目的貯金について。
住信SBI銀行の「目的別口座」を活用し、3つの項目に分けて積立をしています。

  • 自動車メンテナンス用:車検・点検・タイヤ交換・バッテリー交換など
  • 家電・家具購入用:冷蔵庫や洗濯機など、大型家電の買い替え用
  • 旅行積立:年に1回の家族旅行や、帰省の交通費にも

これらは使う頻度が高く、定期的に支出があるものばかりなので、必要になったタイミングですぐに引き出せるよう、使い勝手のいい銀行を選んでいます。


大きく貯めたいお金は「あおぞら銀行」で育てる

一方、使うまでに時間があるお金高額の支出に備えるお金は、あおぞら銀行のThe Savings口座にまとめています。こちらの目的は主に4つ。

  • 教育費:前回の記事でお話しした通り、大学費用を中心に貯めています
  • 引っ越し費用(目標:50万円):ライフスタイルの変化に備えて
  • 自動車購入費(目標:300万円):次の買い替えのために
  • 子どもの矯正費(目標:200万円):長男も長女も(もしかしたら次女も⁉)受け口のため歯科矯正に通っています

頻繁には使わない分、「金利の高い銀行で、じっくり貯めていこう」という方針です。あおぞら銀行は定期預金なども使いやすく、貯めっぱなしにする用途にぴったりでした。


目的貯金に“現金”を使う理由

「教育費は投資に回しているのに、なんで目的貯金は現金なの?」と思われる方もいるかもしれません。

目的貯金に現金を使う一番の理由は、「使う時期と金額がだいたい決まっているから」です。

たとえば:

  • 家電の買い替えは5〜10年周期
  • 矯正費は10歳前後にまとまって発生
  • 車の買い替えは10〜15年ごと

つまり、貯めたい金額も使うタイミングも明確な場合は、投資よりも現金の方が安心なんです。
投資はどうしてもリスクを伴いますので、必要なときに元本割れしていては本末転倒です。


毎月+ボーナスで、こつこつ積立

目的貯金の積立は、基本的に毎月の生活費の中から少額ずつ
たとえば1項目につき1,000円〜10,000円程度など、負担にならない範囲で継続しています。

また、夏と冬のボーナスのたびに、それぞれの積立口座に5~15万円ずつ補填しています。

月々は微々たる金額でも、年単位で見ればしっかり貯まるのが目的貯金の良いところ。
特に、車の買い替え費用や矯正費などの**「10年スパンの支出」**には、早めの積立がとても効果的です。


スプレッドシートで「見える化」。5年後の姿もシミュレーション!

目的貯金は住信SBI銀行やあおぞら銀行の口座で管理していますが、それだけではなく、スプレッドシートでも一覧化して管理しています。

このように表にしておくことで、

  • どの項目にいくら貯まっているか
  • 5年後にはどのくらいの金額になっているか
    といったことがひと目でわかります。

目標と現在地が「見える化」されると、モチベーションがグッと上がります!

【体験談】目的貯金があって助かったこと

昨年、急に車のバッテリーが上がってしまい、出費が必要になったことがありました。
でも「自動車メンテナンス積立」に余裕があったおかげで、慌てずに対応できたんです。

もしこの積立がなかったら、「クレジットカードで立て替えて…来月の家計が赤字に…」という事態になっていたかもしれません。
お金の“使いどき”に備えておく安心感って、ほんとうに大きいなと実感した出来事でした。


家族と共有しながら貯める

わが家では、定期的に夫と積立状況を共有しています。
最近は、小学生の長男も旅行積立の話になると「今年はどこ行けるかな?」と一緒に考えるように。

お金の使い道を話しながら貯めると、貯金そのものが家族の楽しみになるんですよね。


まとめ:目的があるから、貯められる

目的貯金は「貯金が苦手だった私」にとっての、続ける工夫のひとつでもあります。
「何のために」「いくら必要で」「いつ使うのか」が明確だと、貯める意欲も自然と湧いてきます。

これからも、暮らしの変化に合わせて項目を見直しながら、無理なく積み重ねていきたいと思います。

貯金って、“がんばってやるもの”じゃなくて、“仕組みで自然に貯まるもの”だと最近思っています。
目標が見えていれば、あとは少しずつ続けるだけ。10年後の自分に、少しずつ仕送りしている感覚です。

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