先日、わが家の家庭菜園で育てていたピーマンと甘とうがらしが収穫の時期を迎えました。朝から子どもたちが張りきって収穫してくれて、私も嬉しい気持ちに。


次女担当の甘とう美人。毎朝せっせとお水をあげてくれています🍃





長女が育ててくれているピーマン。つやつやに実って感動です✨
実はこの菜園、それぞれの野菜に「担当」が決まっています。
- 長男:トマト
- 長女:きゅうり・ピーマン
- 次女:甘とうがらし
毎朝の水やりや、ちょっとした観察も子どもたちの仕事。日々の習慣の中で、自然に「育てること」を経験してくれています。
野菜は“おうちに売る”スタイル
そして、収穫した野菜は「おうちが買い取る」ことにしています。
この日はピーマンが2個、甘とうがらしが5本収穫できました。


- ピーマン:1個あたり25円
- 甘とうがらし:1本あたり10円
と決めて、子どもたちにそれぞれ“支払い”をしました(もちろん食費から)。
ちょっとした金額ではありますが、「育てた野菜を売る → お金を受け取る」という一連の流れを体験することで、働くことやお金の価値を自然に学んでくれたらいいなと思っています。
今回の収穫では、長女は「貯金する」と言い、次女は「お菓子を買う!」と嬉しそうに話していました。
兄と妹の“社会のはじまり”みたいな会話
実はこの日、少し面白いやりとりもありました。
最近、次女が毎朝、長男の担当であるトマトにも水をあげていたことに気づき、私は長男にこう提案してみました。
「次女ちゃんがトマトにも水をあげてくれているみたいだから、いっそのこと任せて、収穫できたときは10%でも次女ちゃんにお給料をあげてみるのはどう?」
いわば、長男がオーナーで、次女が“水やり担当”として働く。ちょっとした社会体験になるのでは?と思ったのです。
でも長男の答えは、あっさり「NO」。
「それなら自分で水やりする。お金も全部自分で稼ぐ!」とのこと(笑)
子どもながらに、“働き方”や“報酬”の考え方がそれぞれにあるのが面白くて、メリット・デメリットを一緒に話しながら、なんだかいい時間になりました。
身近な体験から、学ぶ力を育てたい
家庭菜園を通じて、わが家の子どもたちはいろいろなことを経験しています。
- 毎日お世話する習慣
- 成長を見守る観察力
- 収穫の喜び
- 労働の対価としてのお金
- 家族とのコミュニケーションや交渉
こういった「日々の暮らし」の中にこそ、子どもたちに伝えたいことがたくさん詰まっているなと感じた休日でした。
次は、長男のトマトがいよいよ収穫を迎えそう。今からとても楽しみです。