こんにちは。少しの間ブログの更新をお休みしていました。
今日は、その間に起きた「病院選びの大切さ」を痛感した出来事について、記録をかねて書いておこうと思います。
体調を崩し、最初に受診した病院での判断が結果的に誤りとなり、病気を悪化させてしまいました。
今は回復に向かっていますが、自分自身への戒めとしても、どこかで同じように迷っている方の参考になれば幸いです。
◆ 最初の体調不良と受診
体に異変を感じたのは、7月7日(月)のことでした。
朝から一日中、体がだるく、なんだかクーラーの冷気がいつもより寒く感じられました。
ただ、その前の7月5日(土)に、日中ずっと畑仕事をしていたこともあり、「慣れない外仕事で、少し熱中症気味になったのかな」「筋肉痛もあるし、きっとそのせいだろう」と軽く考えていました。
◆ 体調の悪化とつらかった一日
身体のだるさは翌日も続きましたが、7月8日(火)は、今振り返っても本当に最悪な一日でした。
朝からすでに身体がきつかったのですが、夕方には予定していた夫のお迎えと連携がうまく取れず、無人駅で大雨の中、小一時間ほど立ち尽くすことに。
夫に非はなかったのですが、そのとき彼は末っ子に携帯を渡しており、私のお迎え要請を確認できていなかったとのことでした。
普段なら「そういうこともあるよね」と受け流せたかもしれませんが、身体がつらいときには、心も一緒に弱ってしまうものですね……。この出来事には、少し気持ちが参ってしまいました。
その夜からはついに発熱も始まり、最高体温は38.6度まで上がりました。
「これは、いよいよただの疲れや筋肉痛ではないかもしれない」と、不安が強くなっていきました。
◆ はじめての受診と違和感
翌日、7月9日(水)の朝、ついに病院を受診することにしました。
今暮らしているのは夫の地元で、私は地元から離れた土地。「かかりつけ医」と呼べる病院がまだない状況の中、体調の悪さから「とにかく今すぐ診てもらえるところを」と思い、自分で車を運転して一番近くの内科へ向かいました。
朝からひどい頭痛と悪寒があり、市販薬のロキソニンを飲んでいましたが、まったく熱が下がらず、病院で計った体温は39.4度。
念のため、インフルエンザとコロナの検査を受けましたが、どちらも陰性でした。
待っている間も、体の震えが止まらず、真夏なのに長袖を着て、毛布にくるまりながら診察を受けたのを覚えています。
ただ、診察自体は少しあっさりしたもので、胸の音を聞いただけ。
処方されたのは、アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)、痰切りの薬、漢方の3種類。
「とりあえず様子を見てください」とのことで、その日はそのまま帰されました。
◆ 寒気と高熱、そして不安な夜
「もしかしたら、熱が出て24時間経っていなかったから、まだ本格的な症状が出ていなかったのかも」
そう思い直して、ひとまず処方された薬を飲んで、ひたすら眠ることにしました。
でも現実は、そんな甘いものではありませんでした。
今は真夏。外はうだるような暑さなのに、私の体は信じられないほど寒く、ガタガタと震えが止まらず、毛布にくるまって過ごす毎日。
処方されたアセトアミノフェンはほとんど効かず、市販のロキソニンを飲んだ方が、少し楽になるという皮肉な状態でした。
夜もまともに眠れず、頭痛がひどく、熱で体が急に暑くなったかと思えば、今度は寒気で震える。
「いよいよ、これはただの風邪や疲れじゃない」そう感じ始めていました。
冷えピタを貼って、ネッククーラーを巻き、長袖を着て毛布にくるまって眠る。
食欲も出ず、食べられたのはプッチンプリン一つだけ。そんな生活が続いていきました。
◆ 発熱から3日目の夜、体が悲鳴を上げた
そして、発熱から3日目の夜、7月10日(木)。
その日は、これまで以上に体調が悪く、夜になって全身が異常なほど震え始めました。
寒いとか熱いとか、そういう次元ではなく、自分の体を両手で必死に抑えても止まらない震え。
座り込んで体を包み込むようにしながら、「このままどうにかなってしまうのでは」と、本気で怖くなりました。
翌日落ち着いたあとに、両腕を見てみると、あまりに強く体を押さえていたためにアザができていたほどでした。
その夜も、なんとかロキソニンを飲んで震えを落ち着けながら、「これはもう、前回の病院では無理かもしれない」と感じ始めていました。
そして翌朝、私は別の病院を受診しようと決意し、chatGPTに相談したのでした。
◆ 前回の病院が「合わなかった」理由がわかった
翌朝、ようやく少し体が動かせるようになり、「今度こそきちんと診てもらえる病院へ行きたい」と思った私は、chatGPTに相談してみることにしました。
すると、私が最初に受診した病院について、思いもよらなかったことがわかりました。
そこは、漢方内科的なアプローチを大切にしている病院で、どちらかというと
- 「体質を改善しながらゆっくりと治したい」
- 「なるべく自然に近い薬を使いたい」
- 「慢性的な不調をじっくり見てもらいたい」
といった、時間をかけて付き合っていく不調を抱えた人向けの医療機関だったのです。
もちろん、そういった治療を求める人にはとても良い病院だと思います。
でも、私のように急性の強い症状が出ていて、早く原因を知り、しっかりと治療を受けたいという状況では、正直、選ぶべき場所ではありませんでした。
今思えば、「診察があっさりしていた」「検査もなく解熱剤と漢方だけだった」という違和感も、すべて納得がいきました。
◆ 次に選ぶべきは「きちんと検査のできる病院」
chatGPTは、私の症状と状況に合わせて、
- 血液検査やレントゲンをしっかり行える内科
- 総合病院
- 地域密着型で実績のある医院
など、いくつかの候補を提案してくれました。
体調が悪く、自分でじっくり調べる余裕もなかった私にとって、これは本当に心強い存在でした。
そのおかげで、私はすぐに翌日の受診予約をWebで確保することができたのです。
◆ やっと、原因がわかりました
予約して訪れた次の病院は、設備も整っており、受付から案内までとてもスムーズでした。
発熱外来で、まずはインフルエンザとコロナウイルスの検査を再度行いましたが、結果はどちらも陰性。
「やっぱり原因はそれじゃなかったんだ…」と少し不安になっているとき、看護師さんがふとこんなことを言ってくれました。
「ちょっと咳が気になりますね。念のため、レントゲンも撮ってみましょうか?」
この一言が、私の状況を大きく変えるきっかけになりました。
血液検査、そしてレントゲン。
しばらくして呼ばれた診察室で、先生から告げられた診断は……
「肺炎ですね」
◆ 思わず「やっぱりか…」という気持ちに
ようやく、ようやく「ちゃんと原因がわかった」ことに、少しホッとしました。
もちろん、肺炎という診断が軽いものではないことは分かっています。でも、
- この数日の異常な寒気
- 全身の震え
- 熱の波と激しい頭痛
あれだけの症状には、それなりの理由があったのだと分かって、妙に納得できたのです。
それと同時に、「最初の病院ではここまで辿りつけなかったんだな…」という現実に、少し悔しさも感じました。
◆ 肺炎って、もっと咳が出るものだと思ってた
正直、「肺炎」と聞いても、最初はピンときませんでした。
私の中で肺炎って、「ゴホゴホ」とひどい咳をするような病気というイメージがあったんです。
ところが今回、私はそれほど咳が出ていなかったんですよね。
だから、まさか自分が肺炎になっていたなんて、本当に驚きでした。
先生のお話では、**今回の肺炎は「細菌性」**のもので、
「これはね、抗生物質を飲まないと治らないタイプだよ。いま処方されている薬じゃ効かないんだよ」と言われてしまいました。
言われてみれば、確かに……
いままでアセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)を飲んでも全然熱が下がらなかったし、
体の震えも治まらなかった。
今回、ようやくきちんと効く薬(抗生物質)を処方してもらい、
痛み止めもロキソプロフェンに切り替えることに。
「ようやく、ちゃんと治る道が見えたかもしれない」
そんな、光が差し込んだような感覚がありました。
◆ 抗生物質を飲めばすぐ治る?…そんなに甘くはなかった
ようやく原因がわかり、薬も出してもらって、「あとは治るだけだ!」と思いたかったんですが……
現実はそんなに甘くありませんでした。
抗生物質を飲み始めてからの丸2日間は、正直かなりつらかったです。
熱はロキソプロフェンで一時的に下がるものの、同時に尋常じゃないほどの汗。
まるで滝のような汗をかいては、数時間後にはまた震えがきて熱が上がる。
この繰り返しを何度も経験しました。
それでも、3日目(7/14)くらいになると、
ようやく1日の最高体温が38度前後までに下がってきて、
「やっと峠を越えたかも」と思えました。
……でも、それで終わりじゃなかったんです。
◆ 次にやってきたのは、咳地獄
今度は咳が止まらなくなってしまいました。
痰を出すために必要な咳なのは分かっているけれど、
その咳が本当にしんどかったんです。
特に私は、まだ頭痛が残っていたので、
咳をするたびに頭にズキンと響く。それが何度も繰り返されるうちに、
吐き気をもよおすこともありました。
日中も、夜も、寝ていても起きていても、
体を少し動かすたびに咳が出る。
そして痰が減ってくると、今度は空咳に変わる。
長く続く咳が、体力をどんどん奪っていくようでした。
◆ そして今、ようやく…
それでも時間が少しずつ解決してくれて、
今はようやくパソコンの前に座れるくらい元気になってきました。
体のだるさも、ようやく抜けてきたように感じます。
気づけば、仕事を休んでから1週間が経っていました。
◆ まとめ:体調不良のときこそ「判断力」が問われる
今回の経験を通して、あらためて思いました。
病院選びって、とても大事。
優しいお薬を使って、じっくり体質を整えるような治療が合うときもあるし、
今回の私のように一刻も早く原因を突き止めて、適切な薬を使って治す必要があるときもあります。
「とりあえず近いから」ではなく、
今の自分の症状にあった医療を受けることの大切さを痛感しました。
また、今回は体調が悪すぎて自分で調べる気力もなかったのですが、
ChatGPTに助けてもらったことで、今の自分に合った病院にたどり着くことができました。
もし一人で調べていたら、もっと遅れていたかもしれません。
そして何より——
「おかしいな」と感じたら、遠慮せず病院を変えていいということ。
遠回りのようで、結果的にそれが近道になる場合もあるんだなと思います。